ほーりーの日記

2003年に留学して開始したブログ。2018年5月に他のブログから引っ越してきました。

マンガは現実逃避?

http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/asia-pacific/3550613.stmによると、日本人は、ストレスから逃れるためにマンガに没頭するそうだ。たいした評価だ。よっぽど、BBCの記者は、マンガが嫌いなんだろうな。その内容は、日本のマンガは多岐にわたるテーマを持っていると紹介し、ついで同人誌やコスプレマニアの記事へと移行していく。その中で、数名の意見を通じて、”リラックスする”という言葉を引き出している。ついでに”やおい”の説明までして、この文化が極端な偏りも持ち合わせていることを読者へ暗に印象付けようとしている。

In a country ruled by almost obsessive politeness and formality, manga offers unlimited possibilities for escape.

なんて余計なお世話な文章だ。大体、礼儀なんて、どんどん無くなってきていて、我々の生活の中で、窮屈さを与えているとは思えない。日本のストレス社会とマンガ文化を強引に結び付けようとする姿勢に、私は同意できない。

この記者は東京駐在のようだけど、まだまだロスト・イン・トランスレーション状態なのではないか?

そもそも、欧米人だって、ハリーポッターダースベーダーの真似してるじゃないか。同じ事だ。ハリウッド等が提供するエンターテイメントに没頭することも、ストレスからの逃避と言いのけるのだろうか?

話はそれるが、映画”ハウルの動く城”は、イギリス人が書いた児童文学を原作にしているので公開時にどのようにBBCで紹介してくれるのか楽しみだな。

追記

もちろん、マンガとアニメをごっちゃにする気はないけど、単純化するために今回は同一視して書きました。