ウェールズの歯科事情
歯がいたい。義歯の前歯が痛い。
そういや、試験対策ですっかり、パリでの悲劇を忘れていた。私の前歯、治療途中でした。
どーも、ネットで調べる限り、睡眠不足が痛さを助長しているらしい。そこで対策として、数日8時間睡眠を続けたらガマンできる程度の痛さに落ち着いてくれた。それでも、いずれひどい事になるのは分かっているから治療をせねばならない。ということで、授業がない金曜日、町の歯医者さんを訪問。
しかし、3件ある町の歯医者は、どこも新規の患者を受け付けてくれないとのこと。(ほんとかなぁ??)
一瞬、倍払うから診てくれとか言おうと思ったけど、なんかいやらしい人みたいだからやめた。
あーあ、やっぱり、イギリスの医療制度は、こんなものだった。
確かに、知り合いの大学の職員に聞いても車で1時間くらいかけて、歯医者に通っているとか、実家のあるマンチェスターへ戻っているとか言っていたな。
日本人の友人によると、イギリスの医療制度について連日、テレビで報道されているそうな。
昔職場のあった六本木なんか、自分の視界に4件入ってくるくらい密集していたのにねぇ。
自分の町が一杯だから、縁もゆかりもない近所の町の歯医者なんかに日本人が行っても、大学のあるこの町と違って、相手にしてもらえないかもしれないから、ロンドンへ行く事にします。日本食とか仕入れられるしね。ロンドンの日本人医師のいる病院を保険会社に紹介してもらいましたので、明日予約の電話します。
それでも駄目なら、以前助けてもらったパリの先生に、事情を伝えて治療してもらうことにします。ちょっと面倒だけどね。
留学の際は、歯の治療を完璧にしておきましょう。お金はもちろんの事、時間を無駄にします。