ほーりーの日記

2003年に留学して開始したブログ。2018年5月に他のブログから引っ越してきました。

元気になる本

ヨーロッパで活躍されている指揮者である佐渡裕さんの”僕はいかにして指揮者になったのか”という 本は、夢に向かって情熱を持ちながら突き進む事によって一歩一歩指揮者としてのキャリアを積んできたことが一冊の本に納められている。

佐渡さんは、日本では特に派閥に属すること無く、しかしながら小澤征爾レナード・バーンスタインを師匠に持つという相当変わった背景をお持ちの指揮者なのだ。雑草の中から果敢にチャレンジをし、多くの人と知り合い、その人たちの協力を得て、自身の能力をさらに成長させていく様子が描かれている。

テレビなどの映像を通じて見るより、その指揮は、直接コンサート会場で楽しみたかったなと思わせる魅せる指揮である。華麗とは言えないが、とてもエネルギーに溢れ音楽を楽しめる指揮なのだ。

”情熱があれば人生に不可能は無い”。だから自分も頑張るぞ!

そして、人との出会いをもっと大事にしなきゃと思わせてくれる本です。

”のだめ”と併せて読むと面白いです。