ほーりーの日記

2003年に留学して開始したブログ。2018年5月に他のブログから引っ越してきました。

なぜ上場するのか

上場って、なぜするのでしょう。

集まった資本が、その企業へ財政面での安定を与えるからでしょう。社会的な地位も上げる事ができます。

上場を通じ、その企業を他人へ売却する事によって、将来的な活動の選択肢を広げる事を可能にするわけです。

ところが、子会社の場合は、ちょっと意味合いが違ってきます。子会社には、親がいます。子が上場すると、親会社はその一部分を、さらに切り売りすることと同じことになるのではないでしょうか?

公開する事で、株式の売却益を得る事以上のメリットが将来的にある場合は、子会社が上場しても良いと思うが、そうで無い場合はどうなのでしょう。

公開するくらい価値があるなら、他人の手に委ねる事無く非公開の方が良い場合の方が多いでしょうね。

そうしなければ、親会社の株主が結局将来的に得られるべき利益を損なうかもしれませんしね。

私の会社はJVで数年前に上場後、ある特定の株主の子会社へと変化した。大型の投資活動を上場後に行ってないため、キャッシュリッチで無借金経営だけども、一度も黒字化してない。すっかり子会社化してしまい、最近はなんで上場したのかなぁという感じだ。JVだから、どうしても経営面で綱引きが起きて、大きな投資ができなかったらしい事は否めませんけどね。