ほーりーの日記

2003年に留学して開始したブログ。2018年5月に他のブログから引っ越してきました。

キングアーサーってウェールズのお話なんですよ

キング アーサー伝説が映画化されて、そろそろ公開されますが、この話ってウェールズ発なんです。

そこで、本日は、ウェールズにあるキングアーサーに関するアトラクションについて書いてみましょう。

昨年9月に、私の住む町から30分ぐらいのところにある、キングアーサーの迷路(King Arthur's Labyrinth)っていうアトラクションへ行った。(Machynllethっていう町のそばにあります。車が無いと行けないけど。)

で、ヘルメット被って、地下の洞窟へ入ると、ボートに乗って地底湖を進んで行きます。そうすると目の前に滝があって、ローブをまとった船頭さんが呪文を唱えると滝が止み、ボートが前へ進んでとアトラクションは続きます。

要は、この伝説を順を追って洞窟を探検しながら楽しむということだけなんだけど、地下で水も流れているのでとてつもなく寒い。各パートごとに人形が設置してあって解説を聞く事になります。

私は、この伝説もしらんかったし、1年前で英語もさっぱりだったので、見るに徹しましたけどね。(要は、時間をかけて引っこ抜いた剣を、あっさり湖に捨てて、会議ばっかりやって、嫁さんが浮気しちゃう話ですよね?)

もともと、このブリテン島には、セルティックな方々が住んでいたのですが、その後、アングロサクソンな方々がやってきて、先住民であるセルティック達を、ウェールズスコットランド、そしてアイルランドなどへ押し込めて、自分たちは島の中心部分に現在のイングランドを形成したのです。

そのとき、現在のウェールズの側で抵抗した人々の中に、キングアーサーがいたと考えられているようです。

ということで、ウェリッシュさんだったと考えるのが妥当なのでしょうけれども、伝説ですし、特定の場所をはっきりさせる事は難しいみたいです。というか、実在したかどうかも怪しいとか。

映画の案内を見るとイングランド人って書いてあるけど、伝承してきたのはウェールズなので、少なくてもイングランド人ではないはず。ウェールズ人でしょうに。(イングランドウェールズもUKの国民ですが、彼らは別の民族です。)