子供用バイリンガル学習キット
バイリンガルといっても、英語と日本語のことではない。
ウェールズのテレビを見ていると、ちょくちょくバイリンガル用の学習キットのCMにお目にかかれる。
対象言語はなんとウェールズ語と英語。マーケット規模すごくちいさいと思うんだけど。(ウェールズの人口300万人)
ウェールズでは、ウェールズ語をメインに使用している学校と、英語をメインに使用している学校に別れており、公務員などになりたい人はウェールズ語をしゃべれないと就職が難しいと聞いた。
確かに、町にあるUKの国立図書館へ行ったら、職員さん達ウェールズ語で会話してたよ。
といっても、グレートブリテン島にすんでいるんだから、英語もしゃべれないと生活に支障をきたすから、第一言語をウェールズ語としている人は、第二言語として英語を学ぶのだ。
ちょっと不思議というか不自然な感じですよね。
現代に於いては、文化とは、このような努力によって保たれていくのか。
イングランド人のフラットメイトは、ウェールズ語はdying languageと言っていた。まあ、これが一般的な評価なのだろう。