到着早々に事前に調べておいて、チケットが購入できていなかった当日のコンサートのあまりチケットを求めドボルザークホールへ移動。900コルナとちと高いが新世界がドボルザークホールで聞けるので購入。ちなみにオケはNorth Czech Philharmonic teplice(北チェコのテプリスという町が本拠地らしい)だった。事前に調べた範囲では常設のオケなので期待期待。(観光客用のオーケストラの演奏はできれば聞きたくなかったので.....)
が、この演奏会の評価は..........すいません、できません。
それでも、特筆すべき点を2点。
その1。中プロのモーツアルトのピアノコンチェルトを9歳の韓国人少女が演奏。どういう育て方をすると9歳で外国で外国のオーケストラとコンチェルトが演奏できるような実力を身につけられるのか不思議だ。プレーヤーの名前は、Sumin, LEE。
その2。本来は2楽章の出だしと2楽章の終盤の各4小節づつしか吹く場所がない新世界における悲しいチューバパートだが、1楽章の終わり辺りと4楽章の中盤も吹いていた。場所としては音色が直線的ではなくて、響きが重視される箇所だった。チェコ人のオケがそうしているのだから、これは我々チューバ吹きに取っていい勉強材料になったと思う。さすがにチェコ人だって8小節は嫌だと感じていた事が分かった事も収穫だな。
チェコフィルが、コンサートシーズンを終了させてしまっていたことは残念であった。
あ、ドボルザークホールは、中規模な大きさだったけど、とても残響の多い美しいホールでした。