ほーりーの日記

2003年に留学して開始したブログ。2018年5月に他のブログから引っ越してきました。

自分で判断する

何かを行うと、すぐ不満を漏らす人がいる。こういう人は、実は自分で責任を取らずに、もしくは自分で最初から判断せずに、誰かの起こした行動に追随もしくは便乗しているから、不満を持つ。

もし、何かのプロジェクトを最初から自分自身で調査し、立ち上げ、実行に移した場合に結果が伴わなくとも、前向きな反省の言葉はあれども、ネガティブな不満などは言わないものだ。

ちょっと身近に、起こったことで他人への不満がふつふつと沸き出ていたのだが、良く考えると一部分人任せにしていたため起きたということに気が付いた(ちょっと反省)。

この委任は一方的な情報のやり取りしか無いため、全体を通した情報共有ができておらず、お互いに都合のいい解釈が可能だった。(チームワークとコミットメントという単語が思い浮かぶのだが、この件はまた後日書きます)

何かを行うということは、自分で責任を持って計画、実行すべきである。

他者への依存もしくは自分で判断しないということは、一見楽だが、結局あんまり良い結果が生まれないのだ。自分の糧にもならない。

留学をしていると、何かをする際、それを一から取り組もうとするととても大変な労力を費やす。いろいろ知らないことが背景にあり、英語の理解度なども影響して失敗する結果も多い。

でも、一旦取り組むと決めた事は、人任せにせず、自分で情報を収集し、企画し、実行することが自律した自分を育て、自分なりのアウトプットを作れるようになるのだ。

そう、だから自分はインターネット系のベンチャー企業で働くことが楽しかったのだ。ここではスピーディに判断することが求められる。しかもいろいろな事を責任を持って実行するのだ。どちらかと言うとパーフェクトなアウトプットよりも、ベターなアウトプットで構わないから時間通りに結果をだすということが重要。ついでに海外スタッフとのコミュニケーションも必要なので、なおさら刺激的な環境だった。

自分で意思決定をし実行に移す能力は、過去何度か書いているコミュニケーション能力とともに、とても重要だと思う。

前々からこの事を肝に銘じてきたが、ここでの生活を通じてあらためて、その重要性を認識し直した。