ほーりーの日記

2003年に留学して開始したブログ。2018年5月に他のブログから引っ越してきました。

便利と不便は表裏一体

自分の会社が、プライバシーマークの導入をすすめているようで、どうやら情報保護の観点から自宅PCで仕事をさせないことに正式に決めたようだ。したがって自宅で仕事が必要な人には、正式に会社から自宅専用ラップトップが支給される。土日も仕事をせよということだな。もちろん必要な人には、phsのデータカードだって付与するから旅先でだってばっちり仕事可能だ。ファイルサーバの書類は、どこからでもアクセス可能になるのだ。

年俸制の会社だから、必要とあらば働くのはしょうがないけど、働いた分の休日の扱いをどうするのかなぁ?

インターネットやそれに伴う技術の発達は、空間的な制約を大きく変化させていると思うけど、はたして我々の生活を便利にさせたのかな?自宅からインターネット経由で会社のLANへアクセスできる環境があるので、いまの会社では幾度となく夜中や土日に自宅で仕事をしてきた。風呂上りに自宅で仕事ができるのは、便利なのか不便なのか、どっちなんでしょうね?

ADSLを代表とするブロードバンドの普及が無ければ、大抵の仕事はスケジュールをいじるか、平日に仕事をしていたことでしょう。

平日と休日が空間的に区別できないことが恒常化しつつある中、オフィスとは会議をする場、書類を保管する場、バックオフィスがある場であって、例えば営業の人の机がそこに存在する必要はさほどなくなっていくのかなとも思う。子育ての関係で、早めに帰宅しなくてはならない、もしくは在宅勤務をする人にとってインターネットはキャリア上のデメリット(つまり休職などの中断)を回避させてくれる便利なツールになるだろう。

会社に対する帰属意識やチームワークやモチベーションなどをどう保っていくのか。そういった意味において、マネージャーの役割は、ますます重要になるはずだ。

実は、ここウェールズからVPNの仕組みを使って日本のオフィス内へ私は入りこめるのだ。数回しかないけど、ちょっぴり仕事のお手伝いをしたこともある。この状況、たまにUNIXをいじらないとコマンドとか忘れてしまいそうだから、以外にスキル維持の上で重宝しているんだけど、会社にはたいしてインパクトないだろうから、間違いなくプライバシーマークを取得するタイミングで切られると思う。

もし、VoIPで電話網を作っていたら、ウェールズ東京03の電話だってかけられるのだ。そしたら取引先の人は、直接会わない限り私が留学していることすら気が付かないかもしれない。実は、Faxに関しては既に社内LANと接続しているから、ここから03発信のFax送信の命令を出せるんだけどね。