ほーりーの日記

2003年に留学して開始したブログ。2018年5月に他のブログから引っ越してきました。

イノベーションと受託開発

去年、一年間、Web2.0という言葉がウェブ業界では溢れていました。

ウェブに関係する会社は猫も杓子もweb2.0を連呼していたわけです。


ウェブ業界には、ウェブで事業を行う会社(アマゾン、ヤフー、オンライン証券とかいろいろ)、ウェブインテグレータ(いわゆるウェブコンサルとその他多くの制作屋さん)、SI会社(インフラ、開発、運用など)といった企業がいます。


いわゆるWeb2.0を一種のイノベーティブな企業活動の一種の表現だとすると、ほとんどが事業会社によって表現されていると思うのです。

片や、ウェブインテグレータやSIは受託・コンサルが生業だから、イノベーティブな活動へ自ら先行投資的に身を投じることは無く、どちらかというと標準化されたプロセスの中で、ある一定の保証された品質を人を教育することで量産的に生み出すことに重きを置く。


当然である。


プロジェクトを売り、人を稼働させることで売上を出す企業が、イノベーションに投資する訳がない。

そういうのは事業系の会社が自らの存在価値を表現するために行うものだと思う。


つづく・・・。