ほーりーの日記

2003年に留学して開始したブログ。2018年5月に他のブログから引っ越してきました。

冗談みたいなこと

以前書いたんだけど、ヘッドハントされた会社での面接の話を書いてみよう。

社長面接に際し、指定された時間に訪問して、入り口に人事部と営業の内線番号しか表示されていなかったので、

「人事部だな」と思い、用件を伝えると人事部の人が迎えに出てきてくれて、「人事部へ応募ですね?」と確認され、「違います、情報システムです」と伝えると、数分待たされて会議室へ通された。

「履歴書などはお持ちですか??」と聞かれたので、「ハンターさんそんなこと行ってなかったジャン!」と心の中で思いつつも、念のためプリントアウトしてきた職務経歴書を渡す。

で、会社情報などを記載された書類など渡され「ふむふむ」と読んでいると、人事の人が会議室へ入ってきて「当社へ応募ですか????」と聞いてきて、「えー、まじぃ。もしかして、この採用ってハンターの先走り??」とか「日時間違えて来ちゃったのかな?」と不安になる。

さらに追い討ちをかけるように人事の人が、「○○○会社経由ですか?それとも直接応募ですか??」と質問してくる。(○○○会社は、普通一般社員を多く取り扱う会社で、ハンティングはしてないと思われる)

というか、ある程度のポジションを提示された上で面接来たのに、この対応では、もうあたまの中ははてなマークが飛び回るのであった。もう私の心の中は「これって、何か罠??」とつぶやく。

動揺必死に隠そうと努力しつつ、そういやもらったメールに社長秘書さんの名前があったなと思い出し、「○○さんからのメールが転送されてきているんですど・・・・・」と言ってみる。

で、人事の人、いったん引っ込んだと思ったら、数分後に社長秘書さんが登場。

なにやら、向こうが今度は慌てている。

で、場所を広い会議室へ変更しお茶まで出てきた。

そして、これでやっと本来の予定通りになった。あー良かった。

たぶん、社内的な理由がそうさせたんだと思うんだが、

ハンターさんが、ひと言秘書さんへ伺うことと教えてくれていれば、上記のような混乱は生まなかったんだよねぇ。

外見が実年齢よりも若く見えることも混乱の原因かもしれないけど。

そして、社長さんと面談。穏やかな物腰柔らかな人であった。久しぶりに、現在のスタッフ的な立場ではなく、かつてマネージャーしていたときのものの考え方を思い出し、「やっぱ、自分はこっちの方が楽しいのかも」と感じる。ましてやなじみのあるネット系企業だし。

向こうの事情もあるだろうし、私の事情もあるので、この先どうなるか分からんけど、評価してもらうってことは気持ちいいものである。

最初の対応が結果的に漫画みたいで貴重な経験をさせていただいたことが一番印象に残っているなんて言ったら変だろうか?

それとは別に、というかこっちの方が大事だけど、社長さんの穏やかそうな物腰から垣間見える経営に対する厳しい姿勢はとても引き込まれるものがあり一緒に仕事をしたいなと思ったことも書いておこう。