ほーりーの日記

2003年に留学して開始したブログ。2018年5月に他のブログから引っ越してきました。

またしても無知なわたし

このニュースをみて、初めて知ったのだが、富士通製のUNIXマシンは、SUNのOEMではなくて、自社開発の互換機だったのですね。てっきり器だけ違うのだと思っていた・・・・・・。

いろいろ大変そう・・・・・・。

なんとなく思いだしたが、SUNって以前、コバルトを買収して、それなりにマーケットの支持を得ていた。しかし、いろいろリソースの配分を考えてコバルトの生産を中止したんだよね。ということで所謂エントリーモデル市場へのポジションは既に無い。

Sun Fire V20zのようなエントリーモデルは30万円くらいはする。IAサーバに比べるとエントリーという気がしないなぁ。

コバルトは、LINUXで動いていた非常に効率的なアプライアンスサーバーだった。ホスティングサービスを提供する事業会社は、一時どこもこれを使っているような観がありましたからねぇ。

そういえば、Netraシリーズは、どういう位置づけなんでしょうね。うちの会社はこれでメールサーバやってるけどね。

ウェブサーバを必要とする事業者は、以前はSUN製のハイエンドなサーバをよく利用してきたけど、最近はデルなどが提供する低価格なIAサーバを保守なしで使い捨てのように利用する。使い捨てにするようなマシンは、馬車馬の馬の部分で、one of themの役割ではあるのだが。そういう部分はウインドウズでも、充分こなせるっていうことですな。そうなれば、取り扱えるエンジニアの数が多くなるのでサラリーを低く抑えられる。

SUNのマシンは割高なわりには、使う理由が見つからないのだ。とくにエントリーレベルでは。

確かにハイエンドモデルは、高額で、ハード以外の需要(コンサルテーションなどのサービス)があるので、プロジェクト全体で受注できたりして、効率的なビジネスだ。しかし、それですらデルの攻勢にさらされているのではないか?現に、EMCとのアライアンスは延長されている。(うまく行っている証拠だ。)

ありきたりな結論だが、やはりsolarisをオープン化するしか選択肢はないのかもしれない。このままではB2Bにおけるマックになっちゃうんじゃいんでしょうか?それは、それで黒字体質になるのならば、いいのかもしれないが、ニッチを受け入れることになる。ま、CTCや富士通の営業力があれば、そこそこの実績は残せる事は間違い無い。やはり、オープン化して、さらに思いきった価格帯でエントリーモデルをIAサーバーへぶつける覚悟で取り組むのがよろしいんじゃないかなぁ。保守体制とか大変だろうけど。

とはいえ、私は、金融系などの安定を大前提とするようなシステムに携わった事はないので、一方的な視点だったかもしれないけどね。

ちなみに会社のサービス用のサーバーは沢山のHPのIAサーバ(結構値が張る高いマシン)と少数のUltra5(懐かしい・・)で動いております。IAサーバはたまに落ちてたけど、確かにSUNの方はちっとも落ちなかった。(信頼性は高い、だけど価格も高い。そして操作は難しい。)