ほーりーの日記

2003年に留学して開始したブログ。2018年5月に他のブログから引っ越してきました。

留学を考える 1

イギリスの大学院への留学を考えてみる。

一年前、私はToeflの点数が上がらなくて、焦っていた。会社の上司に、推薦状のお願いも兼ねて、こっそりMBAの相談を持ちかけたところ、数人に速攻で話されてしまい、引くに引けない状況になってしまった。どうしても、2003年9月には入学せざるを得ない!

結果から言うと、中堅大ではあるが、現在ビジネススクールで勉強する学生になることはできた。しかーし、一年前、私の前に立ちはだかっていたToeflは英語のきっかけを与えてくれただけで、入学の審査にはたいして影響を与えなかった。正直にいうと、去年の今頃、私は180点前後しか取れていなかった。(はははは・・・・・)

アメリカに本社のある会社に所属して、仕事で毎日英語使っていたんですけどねぇ・・・。

では、どうやって英語という問題をクリアしたか?

たぶんであるが、大体のイギリスの大学には、語学センターが設置されており、海外からの学部生・大学院生向け、また英語を学ぶ語学生向けのサービスを提供している。私は夏のプレコース(9月に入学する事を前提とした学生向けの語学コース)に参加して、入学を希望するコースから提示された条件をクリアしたので、現在学生として英国にいるのだ。6月の末から9月上旬まで2ヶ月強の期間であったが、周りの人間関係をあまり整理せず、慌てて渡英し、会社を休ませてもらい、迷惑を掛けっぱなしだったので、この期間、条件をクリアできなかったらどうしようといつも考えていた。

正直感じたところをいうと、語学校経由の入学(いうなれば内部推薦)の方が、Toeflの条件をクリアするより楽である。私は、Toeflをクリアしないと願書を出せないものと考えていたが、上位の数校を除けばそんなことはないように思う。ビジネススクールに限るかもしれないけど、ある程度の職歴があるならば、イギリスの大学院に入りたいならば、まずは、語学力の証明は後回しにして(提出時に忙しいから、後日送るとカバーレターに書けば、大抵いけると思う)、さっさと願書を送る準備をすべきである。もし、仮合格がもらえたら、postgraduate officeか、その学校の語学校へ入学する相談を引き続きすべきだ。きっと、英語の点が足りない人向けのスキームが用意されているはずだ。ついでにいうと、Toefl180点前後なら、きっと数ヶ月英語圏でまじめに勉強すれば240前後の点くらいは取れるはずだ。(私は結果的にそうだった。)

プレコースの終盤に私はそのことに気付いて、後悔したくないので、まだ間に合う数校の上位10位台の学校へ慌てて願書を出した。驚くことに5日で仮合格を出したところがあった。現実って、そんなものなのだ。

海外の学生が英語ができないことは当然であり、学校は期待もしていない。もし、私がその学校に、去年の今頃(1月)時期にアプローチしていたら、きっとそこのプレコースへ行っていたと思う。結果論だけどね。

結果的に、ウェールズにある中堅校へ入学したが、念のため言っておくと、他校を比較する機会もないので、なんとも言えないけど、結構ヒーヒいいながら勉強しています。だから私は、いまの学校に不満はないです。また、上位校は学費は高いし、いまいる町より、大都市だからコストもいまより掛かっているだろう。貯金を食いつぶし、かつ、本来稼いでいるはずの収入もない身としては、コスト意識は高くなります。結局、メリットとデメリットは、表裏一体であり、無理ができるのは、お金の心配が無い人だと思う。

もし、ビジネススクールへ行こうと計画している方には、まず、エッセイやCVを完成させて、さっさと学校へ送る事を奨める。特に職務経歴が、20代の若者より断然優れている可能性のある経験ある30代は。学校は、CVやエッセイを評価すると思う。欲しい生徒には、語学力に関する入学条件を提案してくるはずだ。

今日は、そんなところで終わり。次回をお楽しみに。