ネガティブな視点で語られることの多いマイクロマネジメント。
本当に悪いのでしょうか?
まず良い点をざっと思いつく範囲で挙げてみよう、
-部下が考えなくても仕事ができる
-マネージャーが全部考えるので、部下との齟齬がおきずらい
-失敗が起きずらい
-部門の活動がマネージャーに細部まで把握できる
-マネージャーの思った通りに物事が進められる
-マネージャーのコピーが量産されるので、思い通りに組織運営ができる
マネージャーから見ると良い点ばかりではないですか。
しかし、
ポイントは、今時点では、問題無いという点でしょうか。
組織は、プロジェクトではありません。
永続的に続くものです。
個々の成長が無ければ、組織の成長はありません。
部下の視点から考えると、
-成長の機会を奪われている
-それは、中長期で見ると、組織の成長を阻害する
-マネージャーのコピーなので、新たな発想が生まれづらい
でしょうか。
やっぱ、いまというスナップショットで見ればマイクロマネジメントは良いかもしれない。
けれども、組織・個人の成長という視点では、良くないといえるのではないでしょうか。