年改まり、ほぼ復調したので最後に昨年自分に起こったことを再度見直し、次へとつなげてみようと思う。
正直、ほんとうに昨年は人生勉強になった年だった。
人間力が試されたともいえる。
これまで、基本的に裏表なく正直に、人に優しく生きてきたつもりだったが、それが良い結果を産むとは限らないことを強く経験した。
腹黒い人にとって、自分の目的を達成するために、バカ正直な人と同じように行動する筋合いはまったくもって無い。むしろ、邪魔なくらいだろう。
とはいえ、共に仕事をして分かったが、腹黒い人=悪い人だったり、付き合ってはいけない人ということでも無さそうだ。黒い人には、心を開く必要は100パーセント無いけど、存在する意味はある。
目的達成のためのプロセスはともかく、目的そのものが受け入れられる内容であれば、それはそれでやり抜けば良いのだ。
自分は、そういった思考を持った人たちとの距離の取り方に間違いがあった。
故に傷ついた。
打たれ弱いのに、それを抱えるようなことをするから傷つく。
前職のベンチャーで打たれ弱さを克服しようと意図していたのだが、そもそも、弱みを伸ばそうなんてことを考えたのが間違いで、弱みを改善するということは諦めるのが正しい戦略だ。
そんなことをするより強みをより強くしたほうが良い。
今年からは、その自分の性格と向き合いつつ、自分の周りにいる、自分を支えてくれる人と向き合い、自分らしさをより深めながら一つでも多く貢献していくことにする。
流れに合わせて自分の得意な領域で、できることをしようと思う。
これは何もしないということではなく無理してできないことをしようとしないということ。
もちろん、これまで通りの自分の成長のための努力は継続する覚悟の表明なのだが。