ほーりーの日記

2003年に留学して開始したブログ。2018年5月に他のブログから引っ越してきました。

企業文化

企業文化と会社の拡大について私の在籍した会社の事を書いてみる。

私が前いた会社って、中途をどんどん採用して、どんどん辞めてく変な会社でした。

残るっているのは10年以上昔に新卒で入社した人ばっかり。

ひと言で言うと、同僚を尊敬しない不思議な人たちが管理する会社だったかな。

新卒で入社していれば、それが当たり前だと思って社会人として成長するので、疑問を持たずにいれば何ら不幸せなことは無い。

が、中途で入社すると、こりゃえらいやばい会社に来ちゃったなーと勘のいい人はすぐ分かっちゃう。で、次の場をある程度の期間から探し出して逃げ出しちゃう。

一時期、新卒を採用しなかったらしいんだが、そろそろ事業規模も順調に伸びてきていて、中途だけでは足りないし、企業としての力を成長させるには新卒も必要じゃんってことで採用し始めた。だけど、中途採用の人たちが客観的な真実を教えてしまうので、新卒入社の人も1年で辞めてしまう傾向が強い。(管理職の多くがプロパーで、他人を敬わない傾向が強いからどうしようもない)

厳しい就職時代に生きる次世代を担うべき若者は、物事を良く考えられるので、こりゃやばいと思って退散するんだな。

こういう企業文化では、従業員は同じベクトルへ向いていないので、組織としての踏ん張りが大事なときに効かない。エネルギーが拡散してしまうので、集団としてのエネルギーが期待値より下回ってしまう。

事業を拡大するためにヒューマンリソースが絶対的に必要であるなら、組織の仕組みではなくて、人と対話する、相手の心と向き合う、会社のメッセージを正しく伝える、ということをしつこいくらい続けられる管理者を育てることだな。

新卒の育て方、中途社員の扱い方、両方とも大事です。