去るもの、来るもの
IBMがコンシューマ向けPC事業から撤退し、
ゲートウェイ(モーモー)が日本に帰ってくる。
偶然にしては良くできた話であるが、ともかくそういうことなんでしょう。
IBMの商品は、ユーザの評価も高く、価格さえもう少し下がれば、もっとシェアを伸ばせるはずだ。
コンシューマ向けPC市場では、高品質などによって金額が高くなる差別化よりも、低価格による差別化が購入決定の判断基準だ。
低価格で市場を優位に進めているデルなどと勝負するには、販売価格を下げるためにIBMは例えばクウォリティや価格そのものを下げる必要があろう。
しかし、それはIBMとしては旨みが少ない。クウォリティや利益率ってのはIBMにとってシェアや売り上げより重要であり、だったら高収益な企業向けビジネスに、そのリソースを費やしたほうが良いよねって判断したんだね。
モーモーさんは、ネガティブなイメージを払拭することが急務ですよね。
撤退していたときも、サポート部隊は活躍していたらしいから、この部分の付加価値で売っていくんですね。きっと。
サポート体制は、とても消費者にとって、重要な部分だから、IBM製のPC:X40を最近買ったばかりの身としては、しっかりと維持していただきたいと思うのであった。