プロ5
プロコフィエフ 交響曲第5番である。アマチュアは何でも略すので”プロ5”である。
来年、うちのオーケストラ演奏するのだ。
ということで、お勉強の為にアマゾンで、
フェドゼーエフ指揮、モスクワ放送管弦楽団演奏のCDを購入した。
こいつは、1楽章がなかなか重鈍で、2・3・4楽章は軽快である。楽譜から見ても、1楽章が一番音が厚いのだから、その分音に対するパワーの比重も多くなった結果、こうなったのかな。
私の持っている別の演奏、ムーティ指揮、フィラデルフィア管弦楽団と比べると、1楽章の演奏時間は前者が約14分であるのに対して、後者は焼く13分である。1分というのは結構な時間差で、聞いている側としては、別の曲のようなとまでは言えないが、牛がのそのそ歩いているのと、馬がかっぽかっぽと歩いているくらいの違いを感じる。
(Scottish National Orchestraの演奏だと、さらに短く約12分30秒だった。)
他の演奏家達も大抵は、華麗な演奏なので、後者のグループに属する。
チューバ吹きの私としては、じっくり聴かせようとしている意思の見える、フェドゼーエフの演奏が好きかな。
追記:
去年の5月ごろ、ロンドンでゲルギエフが挑戦していたプロコフィエフ交響曲全曲一挙一週間で演奏しちゃうぞシリーズのライブCDでないかねぇ。BBCラジオで聞いたけど、もう一回聴きなおしたいね。
これに関する批評をひとつ見つけた。
5番を演奏した日は、1・4・5番を演奏したんだね。すげぇ。
しかも、このシリーズは、2パターンある交響曲第4番を両方とも演奏している。