電車男のヒットに共感の力を思う。
インタラクティブメディアであるインターネットでは、「共感」をキーにしてひとつの分野が構築されていく。
ゴールマンからの引用ですが(卒論を書いているから、自分の中で大きな位置を占めてます)、
共鳴をいくつかの型にはめて、リーダーシップの発揮をする仕方として紹介されている。しかし、共感は何も組織を牽引するときだけに使われるわけではない。
ビジネスのアプローチとしてもアリかなと。共感を仕掛けるのがサービスの主催者ってことになる。とりあえず、ゴールマンのリーダーシップスタイルを挙げてみる。型としては、ビジョン型、コーチ型、関係重視型、民主型、ペースセッター型、強制型が提示されている。
ビジネスを、こういったスタイルで無理やり当てはめてみるならば、
ビジョン型だと大きな夢をかなえる系、
コーチ型だと、反対に個人的な夢を助ける系、
関係重視型だと、グリーなんかのサービス系、
民主型だと、提案を尊重するから討論系、
ペースセッター型だと、ゲームや懸賞系、
強制型は、インターネット向きではない。
それが一般ユーザーの積極的な参加や受容につながる。
お金をどこからまきあげるかということを考えると、スポンサーかユーザーになる。
電車男だと、この成果物がユーザーの共感を呼んで書籍が売れて利益が出たと。
思えば、ブログにおける収益源というのもこの辺にあるのではなかろうか。
前から気になっていたんだが、例えば別のブログだが、アメーバブログの収益源は広告より、共感をキーにした出版にあったりして。集客に出遅れたってこともあるだろうけど。
ブログによる出版サービスは、無理やり今日のネタに当てはめるなら民主型かな。
それにしても机上の生活から、早く社会人に復帰したい。