ほーりーの日記

2003年に留学して開始したブログ。2018年5月に他のブログから引っ越してきました。

共感という力

電車男のヒットに共感の力を思う。

インタラクティブメディアであるインターネットでは、「共感」をキーにしてひとつの分野が構築されていく。

ゴールマンからの引用ですが(卒論を書いているから、自分の中で大きな位置を占めてます)、

共鳴をいくつかの型にはめて、リーダーシップの発揮をする仕方として紹介されている。しかし、共感は何も組織を牽引するときだけに使われるわけではない。

ビジネスのアプローチとしてもアリかなと。共感を仕掛けるのがサービスの主催者ってことになる。とりあえず、ゴールマンのリーダーシップスタイルを挙げてみる。型としては、ビジョン型、コーチ型、関係重視型、民主型、ペースセッター型、強制型が提示されている。

ビジネスを、こういったスタイルで無理やり当てはめてみるならば、

ビジョン型だと大きな夢をかなえる系、

コーチ型だと、反対に個人的な夢を助ける系、

関係重視型だと、グリーなんかのサービス系、

民主型だと、提案を尊重するから討論系、

ペースセッター型だと、ゲームや懸賞系、

強制型は、インターネット向きではない。

それが一般ユーザーの積極的な参加や受容につながる。

お金をどこからまきあげるかということを考えると、スポンサーかユーザーになる。

電車男だと、この成果物がユーザーの共感を呼んで書籍が売れて利益が出たと。

思えば、ブログにおける収益源というのもこの辺にあるのではなかろうか。

前から気になっていたんだが、例えば別のブログだが、アメーバブログの収益源は広告より、共感をキーにした出版にあったりして。集客に出遅れたってこともあるだろうけど。

ブログによる出版サービスは、無理やり今日のネタに当てはめるなら民主型かな。

それにしても机上の生活から、早く社会人に復帰したい。