ほーりーの日記

2003年に留学して開始したブログ。2018年5月に他のブログから引っ越してきました。

片道6時間ロンドンの旅+10万円

金曜日に、日帰りロンドンを敢行しました。片道6時間なので、7時半に出て、夜の12時ごろ戻ってきました。ロンドン滞在時間、たったの6時間!!! 歯医者へ行き、前回に続き300ポンドを支払う。結局歯の治療には合計10万円かかった。日本に帰れるよ・・・・。

その後、ピカデリーサーカスのジャパンセンターへ行き、食材を少々購入。

また、その後、大学のオーケストラの後輩がロンドンに所在するデザイン系の大学で勉強しているので、合流し1時間程度雑談をした。7年ぶりだったけど、とりあえず見た目は変わっていなかった。ジュエリーデザインを勉強しているとのこと。もう30なんだから、そろそろ親からの仕送りで暮すのはどうかなぁ。ま、人それぞれの人生だから、いいんだけどね。(ちょっとうらやましくもある。)

帰りにバーミンガム到着が20分遅れたため、接続に失敗。(乗り換え時間が12分だったのは失敗だった。) つまり、終電に乗り損ねた。 呆然としつつも駅員に相談すると、とりあえず途中駅まで行く30分後の列車に乗れという。そこから先は、タクシーが用意されるとのこと。

不安ながらも、アドバイス通り次の列車へ乗った。1時間後、終点である途中駅へ到着すると、前に出発した終電車が待っていた!

実は、20人くらいの人間が同じ境遇下にいたので、列車はタクシー代節約のため待機していたのだ。

追いついた我々はハッピーだったけど、定刻どおり出発した乗客のみなさんは、さぞ不満だったに違いない。乗車した時、空気がまったりしていたもの。

実は、鉄道サービスの運行の不正確さは英国でも大きく問題視されており、こういった基本的な社会インフラが麻痺するような民営化は失敗でしょう。利益を出すためのコスト削減が、人員削減に影響を与え、様々なサービス劣化を招いているのだ。(民営化は約10年前に実施された。)

監督官庁が毎月発行するレポートによると、半年前に調べた時の情報だけど、今回私が利用したバージンは時刻表通り運行されている率(% of punctuality)は70%を切っている。

国鉄道の民営化は上下分離方式と呼ばれているが、そんなことせずに主に地域別に分割したJR方式を取れば良かったのに・・・・。列車会社を24個作って、レール会社を1社作ったんですよ。同じ路線へ複数の鉄道会社がサービスを提供してたりする。無駄だ・・・・。

ともあれ、今回の感想。ロンドンは埃っぽいから、できれば、もう行きたくないです。地下鉄も初乗り2ポンド(約400円)だから勘弁だ。